話数単位で選ぶ2025年TVアニメ10選
こちらの企画に初参加です、よろしくお願いします。
・2025年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
選定基準は上記のルールに加えて、自分の感情が揺れ動いた作品でいかせていただきます。
誰ソ彼ホテル 11話 「拳銃と地獄」


脚本:たかすぎ梨香
絵コンテ:湖山禎崇、紅水康介
演出:湖山禎崇、新井将生 演出補佐:紅水康介
総作画監督:針場裕子、原田峰文、薮田裕希、上原史也/作画監督:手島康介、梶浦紳一郎、反町司
思えばこのアニメは独特な世界観に惹き込まれ、大外という殺人鬼が投入された後は大外の狂気がいつ牙を剥くのかとヒヤヒヤしながら毎週観るというなんとも不思議な視聴体験だったなと。
中でもそんな大外(殺人鬼)という時限爆弾が遂に音子(探偵)によって起爆する第11話には狂気と気持ち悪さに加えて正直カタルシスすらあった話数でした。
僕個人としてはこの作品が醸し出す会話も好きな要素の一つに挙げるんですが、11話ではほぼほぼ大外と音子の推理の擦り合わせで画面映えはしない対立構図で、形勢逆転を匂わす画面の傾きは割と好きだったかもしれない。


青の祓魔師 終夜篇 12話「ありがとう」


脚本:大野敏哉 絵コンテ:西村聡
演出:若林漢二
Yu Min Ji、Hong In Soo
作画監督協力 大槻菜穂
『青の祓魔師』シリーズでこの過去編が一番刺さったんですよね。過去編が一番とはどうなんだというのもこの最終回である第12話がだいぶ僕の中でバフを効かせてるんですよ。
全ての始まりの1話の真相、燐の生まれた意味、この終夜篇の主役である獅郎とユリの生きた証と何重もの解釈が絡まりあった「正解」がこの12話に詰め込まれていたことにこのサブタイの「ありがとう」がピッタシハマった時、余韻の中でジワジワと感動が押し寄せてきました。
フードコートで、また明日。 1話
「『WADA1234』『ナスカ地上絵 宇宙人』『psibola』『Change before you have to』」


脚本:花田十輝 絵コンテ:古賀一臣、坂井九太
演出:古賀一尾臣 作画監督:坂井九太
サブキャラクター作画監督:有我洋美
3DLOサポート:小高みちる
女子高生がただフードコートでだべってるだけ、もう「衝撃」
このコンテンツに溢れた令和で、そしてアニメにおける作画、演出が重要視される現代において、このアニメがやってる事ってフードコートっていう閉じられた空間で、等身大の会話劇が無限に繰り広げられるだけ。なんですが、僕は年間にこういうアニメ作品が一つだけでも観れることが嬉しいんですよ、あぁ今年もアニメ観てて良かったなって思えるから。
花田十輝さんの腕が光る脚本と、確立されたキャラ造形、あとEDのキャラソンも好印象、全てがこの1話で提示されていて、この空気感のまま最終回まで駆け抜けていく。最高です。
前橋ウィッチーズ 10話 「今日のこと、忘れても忘れないよ」


脚本:吉田恵理香 絵コンテ:平川哲生
演出:久米和貴子
総作画監督:板垣徳宏、三橋桜子、内田百香、立花希望/作画監督:高橋竜弥、ビート、武本大介、木村行隆、北島勇樹、Linnea Kataja、Bellamy Luna Brooks
前橋ウィッチーズが徹底してることって魔法少女ものを斜に構えた捉え方をする訳でもなく、王道の人々を救う物語でもなく、この日常を続けようとする為の魔法少女ってとこが僕は好きで、10話では記憶が消える危機を前にAパートではそんなありふれた日常を続けていて、Bパートではそんな日常をいとも簡単に摘み取ってしまう無情さの対比が結構心にダメージを与えていったんですよ。EDの歌声とキャラをバッサリカットする追い討ちも相まって人の心ないんかと……。
あと狭い関係性とクライマックスに流れる挿入歌、そして何かのために必死に走るキャラクターっていう僕がアニメに求める理想の条件を立て続けに突いてきたってのもデカい。
日々は過ぎれど飯うまし 4話 「この子は星なな」


脚本:比企能博 画コンテ:坂田純一
演出:山下知晃/作画監督:田中未来、中島大智、小野和美、大野薫野、田之上慎、SILVER LINK、光の園・アニメーション
これに関しては好き度100%で選びました。
日々飯は総じて全話面白かったと断言出来るし、なんなら記憶に残ってるのはまこくれ名前呼び回の第7話なんですが、何故か今年アニメを連続で2回視聴したのはこの星なな加入回だけなんですよね。
最初は星ななのこと「久々に漏れの好きなタイプの陰キャ来たな!」となり、中盤では「急に距離感縮めるのいいぞ星なな!」となり、終盤壁にブツブツ陰キャムーヴかましてる星ななを観て虜になってしまう、そんな回でした。
萌えあり!飯あり!!、コメディあり!!!の三拍子揃った作品なので日々飯お勧めです!
Summer Pockets 10話 「一生分の夏休み」


演出:吉澤太智 制作進行:桝元侑生
作画監督:金井裕子、枡田邦彰、北村友幸、西田美弥子、楊列駿、成松義人、黒川あゆみ、姚远、李文静、陈佳慧/総作画監督:大塚舞
紬√こと「夏休みの擬人化」の恋の締め括りに値するこの話に感動したと同時に、サマポケを真剣に見る転機にもなった第10話。
劇伴と共に紬が語る「私の、私だけの恋です。」という台詞に涙が出てしまってkeyアニメでまだ泣ける自分にも驚いたし、何より紬がツムギの代わりでもなく人形としてでもなく一人の少女として未来を夢見てることが分かったのがグッときてしまったんだよな……。
サイレント・ウイッチ 13話 「本の価値」


脚本・絵コンテ:金崎貴臣 演出:いわもとやすお
作画監督:片岡英之、高橋成之、西田美弥子、橋本純一、河野真也、田中翼、嘉村有一郎、大竹晃裕、栗原基樹、A st. 李恩知、李民祐、金水民、申惠蘭/総作画監督:二反田こな、小池智史、永山恵、松本美季、平田雄三、野田康行、高村遼太郎、こすが洋、緒方浩美
原作既読でやはりハードルを高く上げて観てしまっていたわけですが、金崎監督コンテ・脚本の凄まじさがそれを上回っていきました。
12話までで結構スローペースで話を進行していく中、これ次の最終回で纏まるかと一抹の不安を抱えていた中での最終回は星紡ぎのミラとの決着→モニカと本の邂逅→アイクとの夜遊びの顛末と綺麗に余すことなく落とし込んでいったのには素直に脱帽です。
特に一番嬉しかったことはモニカと沈黙の魔女を描き分けるコメディとシリアスの絶妙なバランスを保ちつつゴールインを迎えたことかもしれません。素晴らしい最終回でした。


ちなみにメインの空中アクションは酒井智史さんやSNIPESこと小林さんの名前が。
無数の光の矢やカメラワークと回転する動きに爆炎エフェクトと臨場感あるラストアクションシーンには感謝が尽きないものです。
矢野くんの普通の日々 6話 「恋」


シナリオ:岸倉弘幸 絵コンテ:緒方隆秀
角田茉央、永田亜美、太田麻美、sataりすく、ジャカルタ カルカッタ 軽田、和田清美/総作画監督:海谷敏久、西岡夕樹、遠藤江美子、玉利和枝
人が恋に落ちる瞬間は堪らなくアニメ映えすると思っていて、鈍感な矢野くんが恋に落ちる瞬間が非常に良かったですね。その後の告白爆速RTAは多少面食らったとこもあるけど、この作品は恋愛をテーマにしてるけどそれをゴールとして捉える訳でなくあくまで矢野くんの日常の地続きであるのがらしくていいなと思った次第です。
あとこの話数を選んだ理由の1つに吉田さんの可愛さを抽出するのが上手いってのもあります。
以前吉田さんの撮影処理の薄さが話題を呼んでいましたが、今回の廊下を駆け出す〜告白まで吉田さんにメイク(撮影処理)が施されてるのに、ここぞって時にヒロインを可愛くしてくれるの信頼出来る一点でした。
僕のヒーローアカデミア 167話 「緑谷出久:ライジング」


脚本:黒田洋介 絵コンテ:飯田遥 演出:板庇迪、中山奈緒美/作画監督:小平佳幸、藤井奈美
角田茉央、森島範子、馬越嘉彦
エフェクト作画監督:小松英司
ヒロアカの集大成としてA組含め今までのキャラのリレーにかかる「You Say Run」の劇伴、原画・キャスト陣のクレジット、トドメの原点回帰スマッシュ等々いっぱい言えることはあるんですが、何年もの積み重ねの果てに「頑張れ」と作中のキャラ達と同様の気持ち、同じ熱量でデクに言えたことが全てなのかなと思っています。
ポケットモンスター(2023) 82話 「光り出した虹の先で」


脚本:松澤くれは 絵コンテ・演出:浅田裕二
作画監督:岩根雅明、志村泉 原画:岩根雅明
総作画監督:山崎玲愛、伊藤京子
今年のアニポケは第一章のクライマックスから新章の始まりと激動の一年間を駆け抜けた中で、何が一番記憶に残ってるだろうと考えた時、思い出したのがこのエピソードでした。
24分の大部分を占めた広大なフィールドで多数のポケモンが長尺なバトルを繰り広げる中々に激重なカロリーを捌ききったのが長年アニポケに携わってきた岩根雅明一人原画には納得すると同時に、ポケモンもトレーナーも常に動き続ける画にはやはり人間業を超えているなと改めて驚かされたといってもいいでしょう。
また本編に関してもポケモンバトルでポケモンの成長と、最後に流れる本作の二つ目のOP「ハロ」が流れる中の子供組の決意表明によって精神面での成長と二つの進歩を見れたことはこれまで新シリーズを見続けてきた視聴者にとってのある意味ご褒美回だったともいえます。そして何よりこの話数でレックウザに強い思い入れがあるロイの夢(原点)を大切に扱ったのが何より嬉しかったし、一番記憶に残る所以だったと強く言えます。
以上が僕が今年選んだTVアニメ10選ですが、正直冬の『花修羅』春の『小市民シリーズ』夏の『わたなれ』秋の『シングレ』と他にも沢山候補にありましたが、今回はこの10選で締めくくらせてもらいます。
あとがきと言ってはなんですが、今までこの「話数単位で選ぶ10選」なる企画を格式高いものとどこか敬遠してしまっていた部分があったのですが、実際に書いてみればあっさりとした雑感程度でいいかもと思えました。10選を絞り込むのは中々苦労しますが、今年のアニメを振り返るにはいい機会だなと初参加ながら思いました。また来年も選出に悩めるくらい自分の感情に刺さるアニメと出会えれば嬉しいです。
『ルリドラゴン』×『ミラーチューン』のアニメーションPVが良すぎた話をしたい
先日、皆さんもご存知の通りルリドラゴン3巻発売記念として突如公開された「ルリドラゴン」×「ミラーチューン」のアニメーションPVを観ました。
そしてこのPVが本当に良かった、可愛すぎた、上手すぎたと、普段「良すぎた……」と言葉に漏らすことが多い自分ですが、このPVを初見で浴びた時「良すぎた……」の瞬間最大風速を超えました(大マジです)
「皆さんもご存知の通り」と今ある感情のままに書きましたが、このアニメーションPVの良さを知る知らないに限らず周知の事実として広めたい!そんな願望込みでこのアニメーションPVの良さを語りたいなと文字を打ち込んでいる訳です。

まず「ずっと真夜中でいいのに。」の「ミラーチューン」×「ルリドラゴン」×「coalowl(コールアウル)」という選曲良し、アニメーションサイコーという抜け目の無い布陣を「ルリドラゴン」という作品にぶつけてくれてありがとうという感謝とあまりにも俺得すぎるという多幸感のクレジットがそこにはありました。
ここのクレジットの出し方も黒板でスクロールして最後黒板消しで消した跡が残るという質感の高い世界観の作り込みも良かったという…ね……。
とまぁ話を戻して、この最高のクリエイター達のコラボによるPVの「良すぎた」と感じるポイントを挙げていきますね。

例えばココ、専門用語的に言えば俯瞰とかアイレベルの視点と言うんでしょうが、ここではあえてこの作品の世界観に則って内カメと外カメでルリのケンケンパを見せるところが好きです。最後に上でピースサインをすることで改めて2分割された画面が繋がっていると同時に実在性も感じられる画作りに思わずハッとさせられる。そんな遊び心満載さも「良い」のメーターを上げる1つのポイントでした。

実在性繋がりで言うと、最近は時たま見るようになったスマホのカメラ演出ですが、内カメのキャラクター達の青春に同期するように外カメ(ロングショット)のルリの歩幅やエフェクトから感情が今まさにこの瞬間リンクしている事が伝わってきて好きな演出でした。


冒頭でも軽く触れましたが今回コンテから作画、ダンスや振り付け等々(一部エフェクトヨツベさん)を制作したcoalowlさんの圧巻とも言えるロトスコープアニメーションには毎回息を呑むばかりなんですが、このロトスコープから得られるリアリティの高さが「ルリドラゴン」という作品との親和性が高いってのが自分の中でこのPVの「良い」を瞬間最大風速で突き抜けていったと思うんです。
「ルリドラゴン」という作品はドラゴンと人間のハーフである故のファンタジー要素を何気ない日常描写へと落とし込んでいる作品だと個人的に考えています。
これをこのPVと照らし合わせてみるとアニメーションという一種のファンタジー(魔法)とリアル寄りの動きを追求した芝居の数々で中間を取ったようなバランスのロトスコープアニメーションで再現したことは「ルリドラゴン」という作品のテーマに非常に合っていてその親和性の大きさにここまで心揺れ動かされたのかもしれません。
靴を脱いでロッカーに上履きを入れるシーンで見えない足の動きを想像させるような、ダンスシーンの服の皺、重心移動の細やかさ、髪のなびきというアニメ(ファンタジー)だけどリアル(日常)でそこにある何気ない日々や青春を感じ取れるこの数秒に『ルリドラゴン』と『ミラーチューン』の良さの最大瞬間風速、いやクソデカサイコー火力イイネを叩き出されたんだと強く思います。

勿論これだけではなく巷では仮面ライダークウガの元ネタをオマージュしたカットや、ずとまよの歌詞に合わせたカット(僕は3,2,1mirror tune〜のとこ好き)などあるらしいです。ずとまよファン、クウガヲタク、coalowlのアニメ好き、ルリドラゴン愛読者以外にもこのPVであなたの「良すぎる」を見つけて欲しいです。そしてルリドラゴン1〜3巻買いに行きましょう!俺はこのモチベで今日買いに行きます(1日遅れのルリドラゴン第3巻を!!)
趣味に生きた2・0・2・4
皆さんこんにちはこんばんは、ニュービーです。 年末にどんなアニメ総括記事出そうかなと思ったのですが、その思い立ったのがもう今年が終わる数時間前ということで新年になってから出そうかなと考えています。
さて、今年2024年は割と趣味に没頭出来た年だったのではないかなと自分の中で確かな手応えを感じています。そんな自分の趣味を自語りという名の思い出の整理をしていこうと思います。(アニメは割愛)

一つは『プロジェクトセカイ』ですね。今年は特にコレが自分にとって大きかった。というのもプロセカ自体は去年……もう一昨年か。一昨年から始めているんですが、今年は各ユニットのストーリーが佳境も佳境で心揺さぶられる瞬間が多かったんです。特にビビバスの伝説を超えた瞬間、ニーゴの瑞希と絵名の友情を結び直す衝突は文字通り手に汗握ってしまう程の没入感に思わずTwitterのTLにお気持ちツイートを連投してしまう程でした。
というわけでメインの音ゲー部分は全く上達していませんが、これからのストーリー、そして近々公開を控える『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』と来年もまだまだ楽しめそうです!

次は『映画』ですね。
テデデデデやトラペジウム、ルックバックにきみの色、そして初4Dに浮き足立ったウマ娘新時代の扉と毎年ウッキウキで映画館に足を運ばせてくれる作品が多い中衝撃を受けた作品がありました。その作品は『数分間のエールを』です。これはもう本当に自分自身に刺さりそしてエンドロール後には自分自身を奮い立たせてくれるそんな映画でした。映画ってどんな作品でも何かと自分自身を形作るピースを分け与えてくれる媒体だと思っていて、この作品では特にいろんなもの、それこそエールを贈って貰える映画で面白かったというより感謝を伝えたい作品でした。
あと、ここ最近はアニメだけでなく実写系統の作品も自分の琴線に触れそうな作品が何作か目に止まったので来年はそういう刺激を貰いに映画館に足を運びたい限りです。

ラストは『珈琲と競馬』です。
これは「さっきのサブカルチックさはどこいった」とか「急におじさんの趣味すぎるだろ」とかツッコミをバシバシ受けそうな趣味ですが、珈琲はアルバイト関連で飲むようになって見事にハマってしまいましたねw競馬は劇場版ウマ娘を観たあとその熱を解放するかのようにジャパンカップから始まり有馬記念で一年の総決算をする。結果はマイナス収支でしたが大金を賭けるでもなく程々に遊べる趣味ということで楽しい刺激を求める1年になりました。というわけで現実世界でも娯楽を見つけられたかなと……(珈琲も競馬も行き過ぎると破滅を齎すので程々に楽しみます)

これが僕の趣味「2・0・2・4」ですが、2つほど心残りがありまして、一つ目が『読書』もう一つが『イベント事』です。
『読書』に関しては去年まではコンスタントに小説も漫画も読んでいたんですが、今年はピタッと止まってしまって深刻な活字不足!!!もう、はいアレです、何でもいいから来年は読書に耽りたい、文字列の海に浸りたいという思いが強まっているので、来年の抱負としては目指せ20…いや30冊!と意気込んでいきたい所存です。
『イベント事』なんですが毎年連続参加していたコミケも、今年は夏コミしか行ってないし、プロセカにもハマって現地イベントしてる人を見てると羨ましいとは思うものの元々の引きこもり精神が行動力を阻害してしまっているのを節々に痛感していて来年はイベントに参加してオタクエネルギーを分かち合いたい、ライブで音楽を浴びたいなと考えとります。
以上今年の趣味を振り返りつつ、今言った抱負のようなものは数時間後の年が変わった世界にいる自分に託そうと思います。今年は適当な独り言時々作品の感動したことについて語っていましたが反応をくれた方々ありがとうございました。また来年も今年とスタンスは変わらないつもりですがよろしくお願いいたします。それでは2025年で。
『茨棘の道は何処へ』を観て瑞希の結末に願うこと
瑞希の最新にして現状最悪と言わざるを得ないイベントストーリーである『茨棘の道は何処へ』を読みました。不穏なバナーイラストで界隈にどよめきを与え、いざ公開されたら様々な考察や解釈が飛び交っていてこういっちゃなんですがプロセカをプレイする側にとって大いに盛り上がった1週間だったと思います。
かくゆう自分もこのストーリーを観て聞いて思わずにはいられなかった「暁山瑞希と東雲絵名」の解釈あるいは願いについて語らせてもらいたいです。

ーーーーーーー以下、ネタバレ⚠️ーーーーーーーー
僕がこのイベストを観て感じた第一印象はまぁ衝撃とか悲しい、辛い、こんな結末はあまりにも痛すぎる……と、激情に駆られるような「覚悟を強いられる結末」を用意してきたなと。アニメでもゲームでもシナリオで涙したり笑ったりするようなことは多々ありますが、佐藤日向さんや鈴木みのりさんの魂が込められた演技や演出・劇伴の追撃もあり、あまりのやりきれなさに虚無の感情を植え付けられたのは久々すぎて、そういう意味でも今回のイベストは特別でした。(ただ読んでいる途中は人並みに男子生徒Aに「おい!待て待て待て待て」とツッコんだりもしたわけですがw)
そしてここからが本題なんですが「このストーリにもう一度向き合うのは中々しんどいぞ……」と思いつつも、一度冷静になって2週目を読み終え思ったことは大きく分けて2つです。
1つは「今回対比多くない!?」って点と、2つ目「瑞希を使って最悪、だが悔しいことにとんでもなく盛り上がる場面を用意していたこと」に尽きますね。


1つ目は皆さんも薄々気づいてるのではないかと思っているんですが、今回やたら対比構造が多くなかったですか?
瑞希と絵名の特訓カード然り、屋上から連なる諸々然り、屋上組*1の屋上から中庭への関係性の変化を匂わす場所移動。
少し疑い深く考えてしまうなら「対比が多い🟰すれ違いの多さ」は言い過ぎかもしれませんがそういうことはしてきてもおかしくないくらいの気合いの入りはやっぱり感じるイベストでした。ここら辺の考察はTwitterでもしばしば見られたのでまたディグっていきたいです(ディグる初めて使ったけど使い所がないので今回限りになりそうです。)
2つ目は、ここプロセカくん意地悪というか悪魔的というかまぁシナリオライター(神)の悪戯に振り回される瑞希という存在に我々も振り回される構図を作ったのは悔しいが素晴らしいと思ってしまいました。
まあ端的に言うと「上げて上げて奈落の底へと落とされた感覚」に近いです。いつもは終盤に来るはずのお助けバチャシン*2が1、2話出てきたり、瑞希にとって救いになる頼れる先輩であり同じ孤独を味わった友人神代類や"たまたま"当番が早くなって瑞希の危機を救った青柳冬弥という存在の介入。それから瑞希をあたたかくするニーゴの言動や絵名の「いつもみたいに」という言葉は不変を望む瑞希にとっては大きな後押しだったと思うんですよ。特に冬弥のたまたまとクラスメイトの登場したブラフは正しくシナリオライター(神)の悪戯に相応しいと思ってます。(前半(1〜4話)では文化祭で打ち明ける葛藤をしている間に逃げ道や保険を残そうとしているらしさも尊重してくれていて良かったです。)そんな最高潮から一転たった一言で全てが覆る逆カタルシスは上げて上げて絶望の底へ落とす悪魔的なやり方で正直やりすぎだろうがよぉ……となりましたし、反面曇らせ好きにとっては最高の瞬間に違いなかったはずです。
余談なんですが今回のイベストは瑞希の秘密から4年、絵名との約束から2年の歳月をかけてめちゃくちゃ演出も気合い入ってました。



正直ゲーム全般に言えることなんですが、ゲームのスチル演出に俺は弱い…!瑞希の一言目の「…………あ…………」には東雲絵名にバレてしまったという驚きや混乱、動揺から漏れ出た声だと思うんですが、今までのニーゴのイベントスチル連続フラッシュバックからの「…………あ……あ…………」という悲鳴にもならない瑞希の心の奥底の絶叫はニーゴの皆との絆が途切れてしまった瞬間だったり、約束を結んだ、皆と繋がっていたいと思えた綺麗な思い出が詰まった屋上でプツンと切れてしまう言わば何通りもの解釈を"想像出来てしまって"めちゃくちゃ効きました。
あと、今回からだと思うんですけど後ろ姿の立ち絵はただでさえ拒絶を表現しているのに、後ろ姿➕顔を背ける仕草は瑞希の絶対的な壁が見えてしまって「キミの足跡、ボクのゆくさき」から更に進化した技術や演出に脱帽したと同時に「自分が何故このイベストに痛ましさ」を感じたのか分かった瞬間でしたね。

以上が僕がどうしても語りたかった瑞希のイベストの解釈なんですが、最初に「覚悟を強いられる結末」と書いたんですがこれは「暁山瑞希と東雲絵名の過程にすぎない」とも思っています、いや逆に絶対そうだろと結末ではなく過程だったと強く訂正させてください。ここからは僕の願いになってしまうんですが、「不変」を望む暁山瑞希にとって一度感じてしまった「優しさ」は猛毒でありもう取り戻せないものの象徴となっています。ただ僕は東雲絵名のこれまでを見てきてるし、瑞希が去ってからの感情も覗き見ているわけで来る絵名バナー*3でようやくこの2人に相応しい結末が待っているんだと信じずにはいられないし、もしかしたら瑞希が最後に吐き捨てた「消えたい」は朝比奈まふゆも宵崎奏の原点でもある言葉なので25時、ナイトコードで。の全員が救う展開もあり得ると思っている。なので僕らプレイヤーには暁山瑞希が可愛いものに溢れて笑って生きる結末を願うこと待つことも赦されたイベントストーリーだったのではないかと思いますね。
今回の瑞希の問題の過程を痛ましく、辛く、哀しいで溢れたイベントだったけど、読めて良かったと思います。
『数分間のエールを』から導き出される新解釈
どうも皆さん、お久しぶりです。
年に数回しかブログを更新出来ていないニュービーです。もう少し更新頻度頑張……れるといいなぁ。
前置きはさておき、そんな僕がこの迸る気持ちを拙くてもいい!文字として書き残しておきたい!と重い腰を上げる作品(きっかけ)となったのが、今から語る『数分間のエールを』です。

【※以下ネタバレ含みます】
3DCGアニメーションだからこそ出来るカメラの動かし方だったり、Blenderから繰り出される視聴体験は中々新鮮なものがあり、しっかりと観ていて楽しいを感じられました。
あと、これは観ていて絶対に言っておきたいとなったのがキャラデザと気になった演出面です。
まずはキャラクターデザインから話していきましょうか。
CGだとどうしてものっぺりとしたキャラクターが多い印象で観ていてノイズになってしまうんですが、本作はとにかくキャラクター達が可愛い(ココ重要オブ最高)のが良かったですね。違和感も不快感もなく物語に没入させてくれたキャラデのまごつきさんには感謝が絶えません。(実際自分は予告の織重夕に惹かれてこの映画を観ようと思うきっかけになったので。)


あとキャラデ関連でもう一つ。
本作には夢を諦めた側とこれから夢のために進む側の二つに登場人物達が分けられるんですが、一目見てコイツは絶望の目をしてる、逆にコイツはやってやるって熱い輝きを纏った瞳をしている。と、外観や雰囲気も勿論そうなんですが、瞳だけで登場人物達のキャラクター性を確立していて短い上映時間の中での工夫がいい形となって反映されていました。
次に演出面なんですが、一度作ったMVを断られた時はどデカい雲が彼方と夕の中央にそびえ立ち、2回目の承諾の時には太陽が2人を照らす海辺の景色も良かったですし、アイデアが溢れてやまない彼方の部屋と夢を諦めてしまったから殺風景になっていく夕の部屋、星*1をパーソナルアイテムとして持つ朝屋彼方とそんな星を持つ彼方から逃げた織重夕の対比も良かったです。


ただ自分はスポットライトと方向性を指し示す演出が特に好みでしたね。
この作品、キャラクターをスポットに当てて会話をするシーンが多くあって、確かに話し手を主に見立てたい時にスポットライトを当てるのは大事ですが、もうあと一押し演出として加えられていると思ったのが、そのキャラクターの方向性を指し示す光源やアイテムの数々が随所に散りばめられている所なんですよね。
まだ2回しか観てないんですけど、こういった作中の小さな発見を他にも見つけられると楽しいかもしれません。まぁ、今紹介した本作のこの演出は残酷な世界からの現実を示していてやるせない気持ちにもなるんですけど……。


さて、ここまで作中の所謂アニメーション的な部分について書き出していきましたが、ここから僕個人が長々と粗筋を語っても映画を観た方が百倍良いので僕がこの作品をブログで書こうとしたきっかけの部分を、書いて締めさせてもらおうと思います。
単刀直入に言うと彼方が自転車で車の夕先生に追いつくために全力疾走するシーンから浜辺のシーンですね。


まず大前提として、朝屋彼方はモノづくりを始めたばかりのビギナー、そして織重夕はモノづくりの果てに夢を諦めた景色にいる。彼方にとって織重夕(➕才能に苦悩し夢を諦めた外崎大輔)という存在たちは何十歩、何百歩と遥か遠く離れた所、いやもはや理解し得ない場所まで先へ行ってしまっている状態なんですよね。そこで!ですよ。そんな現状に打ちのめされた彼方が同じビギナーのベーシスト中川萌美にある事を気付かされもう一度と立ち上がり織重夕達が見ている景色へと追いつこうと自転車を漕ぎ決して追いつけるはずもない車のスピードに届かせようと走り始める。
もうここが劇場でなかったら僕はバッと立ち上がって拍手していたことでしょう。元来主人公が何かに手を伸ばしたい、届かせたいと気持ちを爆発させて走り始めるシーンは何事にも変えられないカタルシスがあるので大好きなんですよね。

話を元に戻しますが、決して追いつくことなんて出来ない車(織重夕)と自転車(朝屋彼方)のシーンって多分この2人の距離感・心情の距離を表していると思うんです(多分って書いたけど確信を持ってる)
そんな距離が縮まるところが遠く離れた【千里浜】
ここで一度は自分の解釈で作り上げた彼方の「もう一度1曲目から全て曲を聴いて100曲目の『未明』のMVを作らせてください」というビギナーが1歩踏み出した気持ちと、元々少なからず期待を持っていた夕が最後にもう一度この終点の景色まで追いかけてきてくれた彼方への寄り添いが『未明_02』という新解釈を
生み出すきっかけになったこと。もうこの時点で泣いてしまいました。解釈って人それぞれでとても難しいし曖昧だ。それでもこの『未明_02』が確かな成功は約束出来ない、けど夢を諦めた者にほんの少しの勇気という解釈をきっかけにエールを送ることが出来るってことを僕自身に叩きつけてくれたメッセージ性に少なからず勇気を貰えたんですよね。
拙くて文章で書くと何言ってんだか分かんないかもしれない、でも僕もこのエールをキッカケに『数分間のエールを』というブログを書けて良かったと思います。それではまたエールを貰った時に。
*1:作中での「星」は夢の果て、最終目標到達点と解釈している
プロセカ3周年アニバーサリーソング「NEO」の解像度の高さについて
皆さん、もうプロセカ3周年MV『NEO』は観たでしょうか?自分は1周年「群青讃歌」→2周年「Journey」そして3周年「NEO」とどんどんプロセカの歴史も深くなっていき、アニメにこの情報量を落とし込むのも限界が近いのではと思いつつ観たんですが1、2周年を上回る解像度の高さを見せてきて流石だなと期待と感謝に沸いた次第です。
前置きも程々に、今回の「NEO」の個人的すばらポイントを挙げていこうかと思います。

1.群青讃歌→Journey→NEOという成長の流れ
群青讃歌ではセカイが生まれ、Journeyではユニットの旅路を見届け、NEOでは進級を前に想いを振り返る。今回のMVでは今までの流れを断ち切らないそんな繋がりが随所に見られました。だからこそNEOの冒頭でミクが振り返る所を見せたのかなって。



たとえば、今回の繋がりで特に好きなのがタイトルにもある群青讃歌→Journey→UntitledからNEOに繋がる流れが、Untitledという何も無いセカイから始まった物語が想いによってNEOに書き換えられる。
勿論1周年→2周年→3周年という流れでもあるんですが、その見せ方がなんともプロセカらしい意味合いの作り方で良かったわけです。



2.アニメだからこそ見える表情芝居


表情の豊かさ自体はプロセカ本編でも頑張っているんですが、それでもゲームで動かすには限界がある。そのためにアニメーションが存在していて今回はそのキャラクターの表情芝居が演出にも引けをとらないくらいには力が入っていたと思いました。
えむの「嬉しい」を全力で表現しているのに対して寧々の「はいはい」みたいなワンダショの温かい空気感や、穂波の勇気を振り絞って直談判する段階づけられた服をギュッと掴み目線から伝わる恐怖感。
どちらもたった数秒なんですが、あのシーンでこういう気持ちでみんなは動いたり言葉を紡いでいたのかとゲーム画面では伝わらないより鮮明にイベントを補完してくれるのがアニメ化の見所ですよね。
3.モモジャンの文脈






モモジャンは群青讃歌でも遥とみのりを重ね合わせる最高の演出を魅せてくれたんですが、今回は更にモモジャンが成長して遥の原点、みのりの原点、そしてワンマンライブ後のファンの原点へと託されていくそれぞれのアイドルの原点にまたしても感動してしまいましたよ(モモジャンは本当に演出で泣かせに来るユニットなのでここは是非見て欲しい)
とまぁ1周年(メインストーリー)→遥→みのり→そして新たな希望を貰ったアイドルと見事に文脈を繋いでいく制作の中のモモジャンファンに感謝ですね!
4.成長の果ての景色






文脈繋がりでもう一つ言うと、こはねと志歩の成長から見える景色もMVごとに違って見えるのが良いんですよね。こはねはシンガーとしてメンタルも実力も見違えるように進化していき、志歩は心の変化の移り変わりを描いている。こはねも志歩も別々の成長を辿っていますが、最終的に2人とも弾けるような笑顔で歌(演奏)しているのがよくて、レオニイベ/ビビバスイベをここまで読んで良かったなと感慨深いような感じがしました。
5.究極のイベスト補完






1周年ではメインストーリーを、2周年ではNEXTSTEPまでのイベストを、そして3周年『NEO』では進級前までの各ユニットの覚悟を決めるに至った数々のイベストを最高の形で補完してくれるのがこのアニバーサリーソングの一番の見所と言っても差し支えないくらいには好きなところなんですよね。今回もそういった補完を促してくれるようなイベストと歌詞のマッチした瞬間が多々あったので個人的好きな6つを紹介しようと思います。
1.イミシブル・ディスコードより、奏とまふゆ母の対面で流れる「心壊して」という歌詞。この時奏はこの言葉を思っていたけど、実際には口に出していない。でも映像の奏とこの歌詞が音ハメしていて本音をぶつけているように見えて胸が熱くなりました。
2.天の果てのフェニックスへより、司の「認められない道を目指して」が自分の実力に打ちひしがれているけれど諦められない姿が次イベの寧々に重なって見えて良かったし、このすぐ後にワンダショメンバーに微笑むのが座長らしくてもっと良かったです。
※ここからサビ前の激重イベストメドレーは特に心揺さぶられる連続でした。
3.あたしたちのハッピーエンドより、えむの泣きながら微笑む「夢を託して」は直近にこのイベストを読んだこともあって胸に詰まったし、1周年「笑顔」→2周年「泣き顔」→3周年「泣きながらスマイル」はズルいよなぁ……本当に。
4.仮面の私にさよならをより、「抗って逆らって」母に顔をグシャグシャにさせながら感情を爆発させるまふゆが痛々しくもありよく歌詞に合ってる。というかえむといいまふゆといい感情の隠し方が上手い2人が感情を爆発させるのに弱いんですよね。
5.Light Up the Fire/On Your Feetより、「忘れられたって死なないで響いたその曲は」で杏ちゃんの涙からこはねマジ顔で最高の凪さんに対する鎮魂歌出てきやがったと泣いてましたね。
そしてサビ前ラストはレオニの「希望っていうんだよ」が最高にいい味出してて、レオニって歌で誰かに響かせるをモットーに演奏し続けてきたグループなんで、今までのみんなの苦しみを希望に歌い直す纏め方に脱帽してしまったというかじんさん含め制作スタッフ天才では?と興奮してしまったわけです。
『NEO』はじんさん作詞の歌詞にそれぞれ最高にマッチした映像があってこそより輝く歌だと自分は強く思いました。


これは歌詞とは関係ないですが、イベスト補完関連でRe-tie Friendshipの愛莉と疎遠になった友達の話です。正直キーストーリーとはいえこんな細かい部分まで回収してくれるのかと驚きましたね。しかも瞬きした後にグッと距離が縮まるのが仲直りに時間や距離なんて関係なかったこの話の主題を上手く汲み取ってくれてるのも愛莉推しの人からしたら感謝感激ものだろうなぁと考えちゃいました。










余談になりますが、Journeyとの関係もチラつかせてくれるのも良いし、なんなら一歌の顔がハッキリしているところも成長した証の一つなのかなと考えたり、冒頭でも書いた通りJourneyはバーチャル・シンガー達が見守っていたけど、NEOでは各ユニット自分たちの足で踏み込んでいくあたり覚悟を前に進む感が出てて尚良かったですね。
6.カット割りの進化
前回のJourneyでも爽快感あるカットの繋ぎ方はあったものの、NEOではメンバーやストーリー上で絡みがあった関係性に着目したカット割りがなされていました。



特に彰人→えななんという東雲姉弟の活動関係の繋ぎ方、屋上組のラフな空気感伝わる瑞希と類の腕から掌への繋ぎ方(YouTubeコメ欄で見たんですが「消えたって消えないで」で屋上組にクローズアップするのは中学時代を解ってる切り取り方で非常にいいですよね)がこのNEOで一番お気に入りの部分かもしれません。他にもはるみのから杏こはに繋げるライバルorクラスメイトの受け渡しや、ワンダショからレオニへの繋げ方にもそれぞれ個性豊かなアイデアが詰め込まれていてとても好きな映像化でした。
総括


長々と語りに語ってしまいましたが、まとめに入るとプロセカも3周年と続けば続くほど情報量も密度も濃くなっていきます。勿論それはいい事ですが、この情報量を扱うにはMVという時間はあまりにも短いのではないかと、若干今回のアニバーサリーソングに一抹の不安を抱えていたんですが、いざ公開されると映像的にも、ストーリーやキャラクターに対する関係性への理解度がさらに深めるられていてじんさんの歌詞にも上手く乗っかりにきたなと思える納得以上の出来だったと思います。そして今回の何MVの何がいいってみんながみんな笑顔で前を向いてるカットが多かったのがこれからのストーリーに期待させてくれる素晴らしいアニバーサリーソングだったなっていうのが観た後の感想でした、
自分自身まだプロセカ始めて半年の初心者(仮)の身ですがこれからのプロジェクトセカイも応援していきたいなと思える3周年の開幕でした!



2022年アニメ雑感
はじめまして、今日からブログをはじめるニュービーという者です。どうぞよろしくお願いします。
第一投稿は何にしようといろいろ迷いに迷ったんですが「2022年アニメ」の纏めにしました。
……とは言っても時間の都合上以前Twitterで投稿した焼き直しが殆どになるのをお許しください(乾いた笑い)
「お前初投稿なのに焼き直しってどういうことだよ!」と既に呆れている方もいるかもしれませんがすみません、、、来年からはより良いブログを目指すことを約束しますのでどうかあたたかい目で見守ってくれると嬉しいです。
アクションシーン
ONEPIECE 1015話「麦わらのルフィ 海賊王になる男」
脚本:山崎亮 絵コンテ・演出:石谷恵
作画監督:森佳祐 伊藤公崇 小島崇史 山本拓美

記念すべき原作1000話をアニメ化した豪華な話数
間違いなくワンピースの歴史に名を刻みこむエピソードだったので是非本編を見て楽しんで欲しいです。
特に業火拳銃(レッドロック)のシーンは火拳銃(レッドホーク)との威力の違いが画面越しに感じられる正しくルフィからの一撃を喰らう瞬間でもありました。
轟々と燃え盛る炎から更に温度を上げて蒼炎への変化、それに呼応するように急速凍結していく世界はルフィの感情にもリンクしているようで決戦の始まりとして完璧な狼煙だったと思います。
ワールドトリガー 3rdシーズン 14話「覚悟」
脚本:吉野弘幸 絵コンテ:畑野森生
演出:畑野森生 平山美穂 近藤こころ
作画監督:海谷敏久 高橋優也 伊藤都子 佐藤敏明
太田晃博 本田弘幸 鈴木沙知 真庭秀明
山本拓美
約2分30秒の間にあった一瞬も目が離せない手に汗握るバトルシーン
ここに至るまでのプロセスがカタルシスに繋がったのも勿論あるんですが、「友情・努力・勝利」+ワートリが持つ"駆け引き"という持ち味が最大限に活かされていたのがこの最終回でした。
特に空閑が最大のチャンスを前に激情に駆られず冷静に前へ前へ迫ってくる様は普段のおチャラけた姿とは違い嘗ての傭兵を感じる二面生をこの一瞬の間に詰め込んでくる作画トリオン量に恐怖を思い出しました。
プロップが引き出す可能性
魔法少女まどか☆マギカ 10話 「もう誰にも頼らない」
脚本:虚淵玄 絵コンテ:笹木信作 演出:八瀬裕樹
作画監督:伊藤良明 潮月一
今年はこのまどマギを見てからプロップデザインから引き出される可能性みたいなものに感動したかもしれません。
車輪であるプロップから逃げ回るまどかの空間の使い方だったり少女らしさを損なわない立ち回りだったり。勿論これら全てを描き切るアニメーターの技量も凄いとしか言わざるを得ないんですが、プロップから出せる魅力に気づかせてくれたのは僕にとっても驚き嬉しい発見でした。
ヤマノススメ Next Summit 12話 「行こう!新しい頂きへ」
脚本・絵コンテ:山本裕介 演出:重原克也


こちらはプロップから連想されるシーン
あおいが前回の富士山の時には共になかった登山靴やザックのレベルアップを感じるプロップの数々
ダウン一つ羽織るだけでも気持ちの変化が見られる芝居にここまで感じ入る事が出来るのは、やっぱり長年作品と共に走り続けてきた山本裕介さん率いる制作の賜物だったんだなと少し感慨深くなるシーンでした。
隣にいるのはひなただけじゃなく、あおいの努力もあってこその富士山制覇に一つの作品として成長を感じました。
演出
雪ほどきし二藍 一話 「青き踏む」
脚本:岸本卓 絵コンテ:山本健
演出:山本健 須藤瑛仁 作画監督:とりなみこ
このシーンもさっきのプロップと繋がりがあるんですが、「ポケモンと人間が共存できない」そんなテーマを表すかの如く一つのお面を通して攻守交替を上手く演出に落とし込んでいるんですよね。
そういったやり取りを直に感じさせてくれるのは視聴する側にとって、より作品に入り込めてありがたい。
コレが演出の本質なのかなと漠然とした二文字にグッと近づいた感じがしました。
ぼっち・ざ・ろっく 5話 「飛べない魚」
脚本:吉田恵里香 絵コンテ・演出:川上雄介
作画監督:高橋沙妃


自販機が作り出す境界線に、ライティングが醸し出す秘密、そして言葉一つ一つに意味を持たせてくれる演出の情報過多に間を置かず始まるライブシーンまで一切の隙を与えてくれない。
何回見ても発見がある、これがアニメーションひいては演出が出す力なのかもしれませんね。
キャラクター性の解像度について思うこと
デリシャスパーティ♡プリキュア 39話
「お料理なんてしなくていい!?おいしい笑顔の作り方」
脚本:平林佐和子 絵コンテ:小村敏夫
演出:岩井隆央 作画監督:藤原未来夫
よく食べ、そして食に感謝するキャラクターである和実ゆい オマケに必殺技は「○○kcalパンチ」
そんなキャラの個性を凝縮したかのような一連のシーンに笑っちゃいました。何回も見てるうちにコメコメもパワーアップモーション入れてるのも遊び心満載で良いと呼びたくなるポイントが沢山ありました。
まちカドまぞく2丁目 4話 「新種発見!町の喫茶はまぞくの巣窟!」
脚本:大場少ゆり 大知慶一郎 絵コンテ:頂 真司
演出:深瀬重
株式会社Dogwood
まちカドまぞく2丁目 4話
— ニュービー (@new_bee86) 2022年4月28日
変身シーンで魅せる感情や個性が面白い
桃:変身バンク
怒りからかいつもより変身が短く桃の心情と変身バンクが重なる芸の細かさが良き。
ミカン:変身バンク
モチーフミカンの素材をこれでもかと活かすフレッシュな仕上がりにキャラとのマッチ具合が光る。#まちカドまぞく pic.twitter.com/GEMSdNcUmg
シャミカン変身バンクはどちらかというとモチーフ色強めなんですが、その中にも桃の怒りから数秒早くなる変身の細かさやミカンは明るく、桃は暗めと性格にマッチするような配色なんかもキャラ一人一人を大切に扱っているようで信頼感が上がりますよね。
特にまちカドまぞくみたいなキャラクターが愛されている作品なんかだとより効果は抜群みたいな……。
芝居作画から伝わる没入感
最後は今年1番見てて感動して楽しかった「芝居作画」です。
Do It Yourself!! 4話
「DIYって、どこでも・いごこち・よくなるよ」
脚本:筆安一幸
絵コンテ・演出・作画監督:米森雄紀

友達の母親から声をかけられる時って多かれ少なかれ緊張しますよね。そんな緊張感が伝わってくるかのようなやり場のない左手の動き、でも誘われる期待感からくるチラ見、極めつけに動揺を表現したカメラブレ
繊細に紡いでいく芝居の連続に妙な一体感が生まれるのはアニメを見ている我々にとって特別だからこそ、それを来年も大切にしていきたいものですね。
SPY×FAMILY 【MISSION:1】
オペレーション〈梟(ストリクス)〉
脚本:河口友美 絵コンテ・演出:古橋一浩
無造作な走り方から周囲確認を目線ではなく、上半身全体を使う子供らしさ全開の走り作画
スカートに足がつっかえる所なんかも少女性として特徴のワンポイントに変えてしまう。
たった数秒のアニメなんだけど今まさにそこにキャラクターがいるを表してくれる。
この1年を通じてこれからもそういった一瞬一瞬を探していきたいと強く思うようになりました。
以上が今年見たアニメの雑感です。去年まではこういった作画や演出とかとか細かい所は全く知らなかったんですが、今年は愚直にもどうやったらもっとアニメを面白く、登場人物に深く感情移入して見れるかを模索した1年になりました。
来年はもう少しゆとりを持って趣味を楽しみつつ、せっかくブログ作ったんだしもっとマシな文書けたらなぁ〜位に頑張りたいと思います。
駄文を長々とありがとうございました。